GentooLinux のインストール : インストール CD の起動
今日から GentooLinux のインストールを始めようと思います。汎用的なインストール方法は Gentoo Linux x86 ハンドブックに掲載されていますので、ここでは VMware の仮想マシンにインストールすることを前提にしてまとめていきます。この作業に当たって、HOWTO Install Gentoo on VMware in Windows NT/2K/XP のページがたいへん参考になりました。有用な情報を公開されている作者の方に感謝いたします。
インストール CD の入手
GentooLinux インストール CD の ISO イメージは、 gentoo.gr.jp にあるミラーなどから入手できます(その他のミラーサイトのリストはこちら)。現時点の最新は 2005.1-r1 なので、release/x86/2005.1-r1/installcd/install-x86-minimal-2005.1-r1.iso をダウンロードします。もし新しいバージョンがリリースされていたら、2005.1-r1 の部分はそのバージョンに置き換えてください。
インストール CD の起動
VMware は ISO イメージを直接 CD-ROM ドライブにマウントできるので、CD を焼く必要はありません。以下の手順でインストール CD を起動できます。
- VMware Workstation を起動する。
- GentooLinux をインストールする仮想マシンのタブをアクティブにする。
- ウインドウ内の「Devices」のリストにある CD-ROM をダブルクリックする。
- 「Connection」で「Use ISO image」を選択し、「Browse...」ボタンでダウンロードしたインストール CD のISOイメージファイルを選択する。
- 「OK」ボタンを押す。
- ウインドウ内の「Commands」にある「Start this virtual machine」をクリックし、仮想マシンを起動する。
- しばらくすると「boot:」のプロンプトが表示されるますが、単に Enter キーを押せば OK です。
- さらにしばらく GentooLinux のロゴが表示され、「livecd root #」のプロンプトが表示されたら、起動完了です。
もし HDD 内になんらかの OS がインストールしてあると、そちらが優先して起動されてしまいます。その場合は BIOS 設定で起動デバイスの優先順位を変更してください。
ネットワークの設定
私の環境では LAN 内に DHCP サーバーが存在するので、とくに設定せずにネットワークにアクセスできました。もし DHCP サーバーがない場合は、以下のコマンドを実行して各種設定を行います。いくつかの質問に答えるだけなので、難しくはないでしょう。
net-setup eth0
設定を終えたら、「ping -c 3 www.yahoo.com」などとして機能しているかを確認しておきます。
これでインストール作業を始める準備ができました。相変わらずののろのろと進んでいますが、明日は HDD のフォーマットなどをやろうと思います。
詳しくはこちらの記事をどうぞ!
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