そういえば、USEフラグの変更の記事を書くために gentoolkit のパッケージをインストールして気付いたですが、これまで gentoolkit パッケージに含まれていた qpkg と etcat などのコマンドが廃止されたようですね。

* The following older scripts have been removed in this release:
*     dep-clean, ewhich, mkebuild, pkg-clean, pkg-size

* The qpkg and etcat tools are deprecated in favor of equery and
* are no longer installed in /usr/bin in this release.
* They are still available in /usr/share/doc/gentoolkit-0.2.1/deprecated/
* if you *really* want to use them.

* Another alternative to qpkg and equery are the q applets in
* app-portage/portage-utils

だそうです。両コマンドともまだ "/usr/share/doc/gentoolkit-0.2.1/deprecated/" にインストールされていますが、原則的には equery を使ってほしい、ということのようです。また、app-portage/portage-utils というパッケージにも代替の機能を持つコマンドがあるみたいです。

あ、Gentoo Wiki を見たら、先日ご紹介した etc-update も deprecated とか言われてる（ＴДＴ；。こちらはまだ Gentoo Linux x86 Handbook にも載っているんで、しばらくは大丈夫だと思いますが・・・（希望的観測）。dispatch-conf というのが代替ツールのようです。こちらも余裕のあるときに調べてみます。

GentooLinux はここらへんの管理コマンドがけっこう速いペースで更新されていくんで、便利にはなっているんでしょうけど、ついていくのが大変です。（´ー｀；