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Wiki 投稿のマークアップ文字を記事に含める方法

Wiki 投稿を使っていると、ときどき Wiki 文法で使っているマークアップ用の文字を普通の文字として使いたいことがあります。また、URL などが自動的にリンクに変換されるのも場合によっては邪魔になります。今回は、それを回避する方法をご紹介しようと思います。単純に実体参照を使うだけなので、すでにご存知の方は多いと思いますが・・・(^^ヾ

実体参照とは、HTMLXML<, >, & などを表現するために使う、あれです。代表的な実体参照には以下のものがあります。

記号実体参照
<&lt;
>&gt;
&&amp;
"&quot;
'&apos;

※厳密には、&apos; が使えるのは XML だけです。

この実体参照には文字の名前以外にも文字コードを直接指定する形式があり、それを使えば任意の文字を実体参照の形式で表現できます(XML では、こちらは「文字参照」と呼ばれて区別されます)。livedoor Wiki では、これらの実体参照が Wiki 文法の中で使えるようになっているのです。

文字コードによる実体参照の書式は以下のようになっています。

&#<10進数の文字コード>;

代表的な記号に対する実体参照は以下のとおりです。

記号文字参照
%&#37;
'&#39;
*&#42;
+&#43;
-&#45;
:&#58;
@&#64;
[&#91;
]&#93;
_&#95;
{&#123;
|&#124;
}&#125;
~&#126;

したがって、Wiki 文法で a = '' なんていう文字列をそのまま表示したければ、以下のように書きます。

a = &apos;&apos;

また、http://www.sourcewalker.com をリンクにしたくない場合は、以下のように書きます。

http&#58;//www.sourcewalker.com

これで Wiki 文法でも自由に記号が使えるようになります。たぶん、すぐに気づいた人も多いと思いますが、私はけっこう長い間気づかなかったので、えらい苦労しましたよ(^^;

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