Subversion で削除したファイルを復活させる
今回は Subversion で削除したファイルを復活させる方法をご紹介します。もちろん会社で必要になったからです。ええそうですとも(^^;。
変更を過去に戻すときは逆方向に差分をマージするという方法が一般的ですが、削除したファイルを復元するにはこの方法は使いづらいです。なんせ差分の適用対象が存在しないわけですから(笑)。
そこでどうするかというと、削除する直前のリビジョンからコピーします。
svn copy -r 最終リビジョン URL パス
- 最終リビジョン
- ファイルを削除したリビジョンのひとつ前を指定します。リビジョン 10 でファイルを削除したなら 9 を指定する、という具合です。
- URL
- 削除したファイルの URL です。
- パス
- 削除したファイルの作業用コピー上のパス名です。
最終リビジョンは、"svn log -v" などで検索するとよいでしょう。
例えば、リビジョン 10 で削除した "svn://repos/foo.txt" を復活させる場合は、以下のようにします(作業用コピーのルートがカレントであると仮定)
svn copy -r 9 svn://repos/foo.txt foo.txt
簡単ですね。ディレクトリを指定すればそのディレクトリの内容をすべて復活できます。
関係ないですが、昨夜から更新が重いですね。重いというより、「サーバーが混雑しています」とかいって更新が中断されてしまう。それでみんな何度も更新するから、さらに負荷がかかるという悪循環なのかな。わかっててやるなよ>私(w
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