今週の Code Project : IPC と NTFS の ADS
いい加減、毎日 blog ネタを考えるのもきつくなってきたので(^^;、コンスタントに記事を書けるシリーズものをいくつか考えようかなと思っています。そのひとつとして、「今週の Code Project」と題して THE CODE PROJECT に掲載された C++ 関連の記事で興味深いものをピックアップしようかと思います。
今週は、Win32 の IPC(プロセス間通信)と、NTFS の Alternate Data Stream に関する記事が目を引きました。
Windows IPC
http://www.codeproject.com/threads/Win32IPC.asp
最近の OS はいずれも各プロセスのメモリ空間が独立していて、プロセス間で通信を行うためには専用の API を利用しなければなりません。この記事では、Win32 API でサポートされている共有メモリ、名前付きパイプ、WinSock、メールスロットなどを簡潔に解説しています。
ちなみに、上記の記事では触れられていませんが、簡単な通信であれば PostMessage API を使うという手もありますね(^^;
Enumerating Alternate Data Streams
http://www.codeproject.com/w2k/AlternateDataStream...
NTFS では、各ファイルに対して「Alternate Data Stream」という、実際のファイル内容とは別のデータストリームを作成できるそうです(Windows 2003 Server 以降のみかも)。この記事では、その利用方法が解説されています。
WinFS では各ファイルにプロパティーを持たせられるそうですが、それに通ずるような機能なんですかね。あまりあからさまに利用するのは好ましくないような気がしますが、知っていて損はないでしょうね。
ではでは、今後も面白い記事があったらレポートします。今回はこれにて。
詳しくはこちらの記事をどうぞ!
この記事にコメントする