SSHD の詳細なデバッグ情報を表示させる方法
本日は軽い Tips として OpenSSH サーバーで詳細なデバッグメッセージをログ出力する方法をご紹介します。やり方は簡単、サーバー起動時のオプションとして "-d" を付けてやるだけです。知らなかったのは私だけですかね。 "-d" は 3 つまで指定でき、多いほどデバッグメッセージも詳細になります。
GentooLinux の場合、 "/etc/conf.d/sshd" で定義されている SSHD_OPTS でサーバー起動時のコマンドラインを指定できます。
SSHD_OPTS="-d -d -d"
あとは、 "/etc/init.d/sshd restart" でサーバーを再起動すれば有効になります。
実は、先日自宅の OpenSSH サーバーに繋ごうとしたら、クライアント側で以下のメッセージが出て接続を切られるという現象に見舞われ、その原因究明のために見出した方法です。
ssh_exchange_identification: Connection closed by remote host
ググってみても TCP Wrapper でブロックされているというネタばかりだったのですが、どうやら私のは別原因なようで解決しませんでした。で、上記の方法でログを表示させたところ、サーバープログラムが例外を投げて落ちていることがわかったので、試しにパッケージを再インストールしてみたら直りました(´Д`;。アップデートに失敗していたみたいですね。
そんなわけで、 OpenSSH で原因不明のトラブルに見舞われたときは試してみてください。
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