OpenSocial, App Engine, Amazon S3 の連携を解説した「OpenSocial in the Cloud」日本語訳
先日、 MySpace のアップデートや AOL の新着メールをチェックできる iGoogle ガジェットが公開されていましたね。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0811/20/ne...
http://igoogledeveloper.blogspot.com/2008/11/sign-...
これらのガジェットのように、サーバーサイドの Web アプリケーションと連携することで、 iGoogle や OpenSocial ガジェットの可能性は無限に広がります。しかし、既存の API を利用のは簡単ですが、独自の機能を実装しようとするとサーバーを用意するのが大変。とくにガジェットの人気が出てアクセスが増加しても耐えられるサーバーとなると、個人ではなかなか手が出ません。
しかし、そんな制約も過去のものになりつつあります。 Google App Engine や Amazon Web Services のようなクラウドベースのホスティング環境が普及してきており、これらを利用することで手軽にスケーラビリティーの高いバックエンド・サーバーが構築できるようになりました。
そんなわけで、私も iGoogle ガジェットと Google App Engine の連携に挑戦してみようと思い、なにか良い資料を探したところ、 OpenSocial の開発者向けサイトに「OpenSocial in the Cloud」という、そのものズバリな記事を見つけました。 OpenSocial と Google App Engine 、それに Amazon S3 を連携させて、簡単な画像共有アプリケーションを作成する内容になっています。
とくに OpenSocial と App Engine 間の通信に OAuth 認証をかけてユーザー固有のデータを安全にやりとりする方法が解説されいたので、勉強がてら日本語訳してみました。このブログに投稿すると間違いなく文字数制限に引っかかる分量なので、 Google Docs で公開しています。
サーバーサイドと連携する高度な iGoogle / OpenSocial アプリケーションを開発したいと思っている方、ぜひご参照ください!
本文を読みにきてくれた方におまけの情報。本題とはぜんぜん関係ありませんが(笑)
今回の翻訳記事を書くのに Google Docs を使ってみて、意外なほどに便利でした。元のページをコピー&ペーストするだけでマークアップも含めて入力できるし(Mac 版 Firefox で確認)、 CSS を編集できるのでレイアウトもかなりのレベルまで再現できます。上記のページをご覧いただければわかりますが、ソースコードの色分け表示までバッチリです。
編集は完全な WYSIWYG で快適だし、目次生成や、コメント、脚注、ブックマークなどといった機能も使えます。そうそう、 Gears によるオフライン対応も見逃せません。いやはや、あまり使わないうちに Google Docs も発展したものですね。こちらもオススメです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ!
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