CalDAV 仕様書 (RFC 4791) を日本語訳しました
以前も少し書きましたが、 Google Calendar の活用が個人的にホットです。で、自分のアプリケーションから Google Calendar のデータにアクセスしたいと思ったのですが、それを実現する方法には GData API と CalDAV の二種類があり、どちらを使うべきかが悩みどころです。
そこで、 CalDAV の勉強も兼ねて仕様書を日本語訳してみました。以下のページで公開しましたので、もし興味のある方がおられましたら、ぜひご利用ください。
http://webos-goodies.jp/attachments/caldav_spec/ca...
ただ、今回は CalDAV プロトコルをまったく理解していない状態で翻訳したので、翻訳品質はいつもに増して低いです。まあ、機械翻訳よりはなんぼかましという程度で考えてください。
それはそれとして、 GData API と CalDAV のどちらがいいかという点ですが、もしターゲットが Google Calendar のみであれば GData API を使うのが良いというのが、今のところの結論です。サーバー側のカレンダー・データの更新チェックにはどちらも ETag を使いますので、基本的なデータのアクセス効率にはほとんど差はなさそうです。それであれば、 GData API の方が使い方も簡単ですし、 Google Calendar 特有のデータもきちんとドキュメント化されていて安心です。
もちろん、 CalDAV をサポートすれば Google Calendar 以外の CalDAV サーバーにもアクセスできるという大きな利点はあります。より多くの環境をサポートしたいなら、 CalDAV を選択するのが良いでしょう。
なお、 Google Calendar 関連では過去に以下のような記事も書いています。興味がありましたら、ぜひご覧ください。
詳しくはこちらの記事をどうぞ!
この記事にコメントする