WebOS Goodies

WebOS の未来を模索する、ゲームプログラマあがりの Web 開発者のブログ。

WebOS Goodies へようこそ! WebOS はインターネットの未来形。あらゆる Web サイトが繋がり、共有し、協力して創り上げる、ひとつの巨大な情報システムです。そこでは、あらゆる情報がネットワーク上に蓄積され、我々はいつでも、どこからでも、多彩なデバイスを使ってそれらにアクセスできます。 WebOS Goodies は、さまざまな情報提供やツール開発を通して、そんな世界の実現に少しでも貢献するべく活動していきます。
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2008 年まとめ

年の瀬も押し迫ってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今週の話題でも書いたとおり、年末年始は独自 CMS の構築に費やすことにしたので、本日は少し早いですが 2008 年の WebOS Goodies まとめ記事をお贈りします。クリスマス・イブになにやってんだか(笑)。

さて、各ページの先頭でも表明しているとおり、このブログは WebOS の実現というのを最終目的として活動しています(ええ、一応そうなんですよ、あまり実が伴っていませんが ^^;)。その意味では、 2008 年は WebOS の地盤整備が大きく進んだ、意義深い一年だったと思います。さまざまな動きがありましたが、ここでは「クラウド」「SNS のアプリケーション・プラットフォーム化」「OAuth」というキーワードでまとめてみました。それぞれ関連記事もリストアップしていますので、興味のあるものがありましたら、ぜひ読んでみてください。

現実味を増したクラウド・サービス

2008 年はクラウド元年と言ってもいいほどにクラウドベースのサービスが注目されました。とくに 4 月に登場した Google App Engine により、クラウドを利用した Web アプリケーション開発が一気に身近になりましたね。マイクロソフトもついに重い腰を上げ、 Windows Azure を発表したのは記憶に新しいところです。老舗である Amazon のサービス群と併せ、来年はこれらのプラットフォームが加速度的に普及していくでしょう。 WebOS Goodies もその波に乗り遅れないように記事にしていきたいと考えています。

また、 HerokuMorph eXchange のようなクラウドを利用した開発プラットフォームも注目です(いずれも Amazon EC2 で動いているそうです)。 Web サーバーやデータベースのセットアップも必要なく、ブラウザのみで Rails 開発がはじめられる手軽さは、革命的ですらありました。 Google App Engine も似たような面を持っていますが、こういった開発からデプロイまでを一貫してサポートするサービスは、 Web アプリケーションのインフラを多くの開発者に解放するものとして非常に重要です。 WebOS 時代の新たな開発環境として、ぜひ普及してほしいものです。

アプリケーション・プラットフォーム化する SNS

話題性という点ではクラウドほどではありませんが、 SNS のアプリケーション・プラットフォーム化も注目に値します。米国では Facebook に勢いがあるようですが、日本では OpenSocial が普及しそうですね。 SNS でアプリケーションを公開する利点は、やはりバイラルな宣伝効果。 SNS 上で流行りだすと、短時間で膨大なトラフィックを獲得できます。

しかし、個人的に OpenSocial が素晴らしいと感じるのは、その強力な JavaScript API 。とくに OAuth 認証を利用した外部サーバーとの通信機能は画期的です。これを利用すれば、 JavaScript だけで GData などの OAuth 対応 API をフル活用できます。キャンバス・ビューによる広い画面やソーシャル情報の利用などと併せて、旧 iGoogle ガジェットとは比べ物にならないほどの高度なアプリケーションが開発可能です。 OpenSocial をサポートした SNS は、 WebOS のアプリケーション・プラットフォームとして大きなウェイトを占めていくかもしれません。

OpenSocial ガジェットをあらゆる Web サイトで利用可能にする Google FriendConnect も公開されましたし、 2009 年も OpenSocial から目が離せませんね。

OAuth により進化する Web API

さまざまな機能を提供してくれる API も進化しています。今年の特徴は、認証(認可)プロトコルとして OAuth が普及してきたこと。すでに GData は全面的に OAuth に対応しましたし、新しく公開される API もその多くが OAuth をサポートしています。おかげで、面倒なユーザー認証回りの処理をライブラリに任せて、本来のサービスに注力できるのは大きな利点です。上で述べているとおり、 OpenSocial なら JavaScript のみでも OAuth を利用できますが、これもプロトコルが統一されたおかげで実現できた機能ですね。

OAuth 普及の別の効果として、ユーザーのプライベートデータを外部から利用可能にする API が増えたのも嬉しいところです。個々の Web サイトがユーザーデータを囲い込まずに相互に利用可能な状態を作ることは、 WebOS 実現に不可欠です。これはそのための大きな一歩と言えるでしょう。

WebOS Goodies では、まだ OAuth 対応の Web API を紹介したことはありませんが、以下に今年の API 関連の記事をまとめておきました。参考にしていただければ幸いです。

その他

ほかにも、 Web 開発に関する Tips などをいろいろとご紹介しました。主なものを以下にまとめておきます。

ということで、 WebOS Goodies 2008 年まとめは以上です。一年のご愛顧、まことにありがとうございます。

最初に実り多き一年だったと書きましたが、個人的な活動に関しては、本業が忙しかったり、プライベートでもいろいろあったりして、思うように動けなかったと反省しています。来年はできるだけ早めに身辺を整理して、より有意義な活動をしていこうと思いますので、変わらずごひいきのほど、よろしくお願いいたします。

それでは皆さん、よいお年をお迎えください!

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